内の箱

私が持っているのは薄い雲が浮かぶ空の背景
そこにある箱に詰まっているのは
黒くて暗いもの
誰にも言えない私だけの秘密

開けたくないから
見たくないから
蓋をしちゃいましょう
そうしなければ私の心が苦しいと泣くのです

だけどそれでも
それは真っ暗闇に寂しいと泣くから
ほんの少しで良い
全てが薄らいだころに蓋を開けて開放してあげましょう

全ては懐かしい記憶の海へ落ちていく
きっともう大丈夫
だから明日も
また一つ日付を刻んでいく